いとはん、こいさんと映画にもなった、
あの有名な大阪 船場の繊維問屋街が、
わが国の長い不況の影響とアジヤ各国の猛烈な!
繊維・アパレルの輸出攻勢による衰退状況になり、
撤退・倒産が相次ぎ、空き家となったビルや貸店舗 大阪など、
昼間でもシャッターを降ろしたままになり、
一時はシャッター村と呼ばれたりしました。
しかし近年大阪府や大阪市が地域活性化の方針の一環として、
この船場地区を対象として中小企業や商店の活性化を促進する為に、
IT・デジタル化促進のモデル地区とし、
SOHOや異業種の参入がしやすい環境が整いつつあり、
いままさに進化途中であります。
また大阪御堂筋の西地区の堀江地区、
いわゆる家具問屋街も船場地区と同じ状況が続いていたが、
トレンドに俊敏な東京資本が目を付け、 10年位い前から、この地区にドンドン進出してきており、
しゃれたカフェバーやブティック・アクセサリーショップ、
エスニック風レストランなど、華やかさも増してきています。
こうした大阪 貸店舗 空き家ビルなどは、
コンバージョンという新しい手法・コンセプトを取り入れ成功しています。
いい意味での循環システムが働き、地域の活性化のトレンドとなりつつあります。
後だしジャンケンのお得意な大企業はその実情を把握して、
超高層の高級マンションが建設ラッシュと成ってきています。
2007年問題といわれる、
団塊の世代の大都市へのUターン現象の加速もあり、
その結果夜間人口が増えることにより、ますます地域が活性化し、
善の循環が機能しつつあります。
またアメリカ村やヨーロッパ村と較べて、
これらの地区への人の流は比較的年齢層が高く、所得も高いので、
ファッションに気配りの出来る大人の層を対象とした店つくりが成功しています。
しかしまだまだ大阪 貸店舗や空きビルもあり、今後もこの地区から目が放せませんね。
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